新城カズマ/著 岩崎書店
始まりは、小学生のボク(エルマ)に届けられた一粒の種だった。説明書通りに土に埋めると、なんと、それは目の前でどんどん大きくなり、あっという間に一匹の赤ちゃんドラゴンが生まれ出た。
ドラゴンに乗り学校へ行ったエルマは、次々に増えていくドラゴンたちを使って株式会社を作ることになったのだが・・。エルマたちの思いとはかけ離れた大人たちの都合に振り回されてしまう。
文明の進歩を選ぶのか、環境問題を解決するのか、弱い立場の者を救うのか。読者は三択の結末を問われる新しい形の21世紀空想科学小説。
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家入一真/著 イースト・プレス
著者の家入さんは、福岡県生まれの35才。
中学2年から高校3年まで引きこもりを経験し、その後深夜バイト、新聞奨学生などいろいろな職業を経て21才で起業したのです。
「就職=安定」という考え方が通用しなくなるこれからの時代。彼は数多くの会社や仕事をつくり続け、たくさんの若者たちの悩みや相談を受けながら起業の手助けをしています。
「やりたいことがあるなら、やればいい。君の世界は、もっともっと広い。人生の道なんてひとつだけじゃないんだ。まずは目の前にあることから始めよう」
新しいものの見方が出来るようになる一冊。
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菊池徹夫/著 朝日学生新聞社
考古学は、人類の過去を明らかにしようとする歴史研究のひとつの分野です。
各地の遺跡から出土する人骨や石包丁、木の実や土器などさまざまなもの言わぬ遺物からは、遠い昔の人々の暮らしが見えてくるのです。
野球場や工業団地の建設時に思わぬタイミングで発掘された青森県の三内丸山遺跡や吉野ケ里遺跡などは、縄文時代や弥生時代の様子を知るうえで大きな発見になりました。考古学には、考古学には、トイレ考古学、水中考古学、実験考古学などいろいろな分野があり、どの分野の関係者たちもまだまだ謎だらけの過去の歴史を追い求めています。
ほんの小さな出土品から遙かな時代へとタイムトラベルができるドキドキ・ワクワクをあなたもこの本で感じてください。
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如月かずさ/著 講談社
ガクとマキトは兄弟のように育った幼なじみの中学生。部活も一緒のバスケ部だったが、二学期の初日にマキトは、マキという名前の女子中学生になってしまう。しかも、マキが男だった時の記憶が残っているのは、ガクとマキの二人だけだった。
なぜ!!なぜ!! マキトは女の子になってしまったのか?
そこには、近所の神社にある「恋の神のほこら」がかかわっていた。胸の底にある本当の気持ちに気付き苦悩するガク。
小学校の修学旅行で行った水族館の“シンデレラウミウシ”がキーワードとなる、ちょっと不思議な読み応えのある恋愛小説。
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