ブックガイド

|平成20年3月号

「ひみつのひきだしあけた」

あまんきみこ/さく やまわきゆりこ/え(PHP出版)

チイばあちゃんはあみものをするために、かぎばりをさがしています。それを見ていたねこのとらたは「つくえのひきだしの、おくのおくにある」といいました。おくのおくを見るためにひきだしをひっぱると、するする するするとひきだしがのびていきます。どこまでのびるのかな。

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「しあわせおにぎり」

つちだよしはる/作・絵

きつねくんは おばあちゃんと、おにぎりを つくりました。「かーるく しおを つけて、あつあつ ごはんを のせると、まんなかに おいしい ぐを ぎゅっぎゅっと いれて、てばやく つつんで ぎゅっぎゅっとねー。みんなが しあわせに なるように。」とうたいながらつくります。

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「トレモスのパン屋」

小倉 明/作 石倉 欣二/絵(くもん出版)

トレモスの町にとても有名なパン屋がありました。パン焼きコンクールで何年も優勝しているパン焼き職人の店で、いつもたくさんのお客さんでにぎわっていました。ところがある日、ポルトの店のまん前に新しくパン屋が開店したのです。

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「宇宙への秘密の鍵」

ルーシー&スティーヴン・ホーキング/作(岩崎書店)

「車椅子の物理学者」として有名なホーキング博士が書いた冒険物語です。小学生のジョージは隣に住む科学者の最高頭脳のコンピューターを使い、宇宙に飛び出してしまいました。ジョージと一緒に危険と戦いながらブラックホールや太陽系、星の誕生宇宙のことが学べます。

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|平成20年2月号

「たっちゃん まってるよ」

おくもとゆりこ/文 よこみちけいこ/絵(アスラン書房)

1ねん1くみのたっちゃんは、かわっています。じゅぎょう中きょうしつをすぅっーとでていってしまいます。いつものことなので、だれもきにしません。「べんきょうより外のほうがおもしろいもん!」とあっちこっちあるきまわります。きゅうしょくのじかんはもどってきてね。

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「ゆうえんちはおやすみ」

戸田 和代/作 たかすかずみ/絵(岩崎書店)

ゆうえんちのおやすみの日。けいびいんのおじさんが一人でいると、きつねがやってきて、かんらんしゃにのりたいといいました。やさしいおじさんは「いっかいだけだよ」といってのせてあげました。ところが、つぎのおやすみの日にまたやってきたのです。

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「ぼくの友だち」

高橋 秀雄/作 長谷川 知子/絵

みんなにからかわれているぼくを、小野くんは助けてくれた。ぼくにとってはせいぎのみかた、でも小野くんはらんぼう者でみんなからきらわれている。ぼくもみんなといっしょになって小野くんなんかほっておけばいいかな?それとも、はなしかけてみようかな?

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「ぼくらが大人になる日まで」

岡田 依世子/作(講談社)

中学受験のために同じ進学塾に通う6人の六年生の物語です。喜ぶ母の笑顔が見たいために有名中学を目指す子。甲子園という夢のために強豪校の附属を受験する子。志望校合格目指し必死で勉強していたのに親の転勤で引っ越すことになってしまった子。受験日直前まで悩み、それぞれの道を選ぶ姿が書かれています。

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「ちいさな ぽむさん」

シルヴィ・ポワレヴェ/ぶん エリック・バトゥー/え(主婦の友社)

ちいさなぽむさんのすんでいるくにには、おとが ありません。だから みんなさみしそうでした。そこで、ぽむさんは みんなのために おとをさがしに でかけることにしました。

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「ふたりでおるすばん」

いとう ひろし/さく(徳間書店)

あたしはおとうととふたりでおるすばんをすることになった。いつもうるさくて、きたなくっていやなおとうと。めしつかいにして、あたしのことは「おじょうさま」とよばせて、ジュースをもってきてもらう。ところがたいへんなことに・・・。

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「かめきちのなくな!王子様」

村上 しいこ/作 長谷川 義史/絵(岩崎書店)

クラスたいこうリレーのゆうしょうトロフィーが、三年一組の教室から消えた。かめきちは、だいすきなけいこちゃんのために、はんにんにされてしまうのか!?
『かめきちのたてこもり大作戦』
『かめきちのおまかせ自由研究』もあります。

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「イグアナくんのおじゃまな毎日」

佐藤 多佳子/作 はらだたけひで/絵(偕成社)

じゅりが11歳の誕生日にもらったプレゼントは生きている恐竜、イグアナ。人によくなれる、人気のペットだというけれど、世話がたいへん!南の国の生き物だから25℃~40℃でないとだめ、いろんな野菜を食べないとだめ、日光にあてないとだめ。2mにも成長するらしい。

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|平成20年1月号

「マカンバー・マギーがたべたソーセージ」

パトリック・ロア/作(光村教育図書)

マカンバー・マギーはおなかがぺこぺこでたおれそうでした。台所にあったのはソーセージ一本。ごくんとのみこむと、おねえちゃんがあわてて「ソーセージをなまで食べると死ぬんだよ!」といった!!するとおなかがちくんと痛みはじめました。あー、まだやりたいことがいっぱいあったな。

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「お皿のボタン」

たかどの ほうこ/作・絵(偕成社)

とれたボタンを入れておくお皿の中のお話です。ボタンたちは、再び洋服にもどれる日を待ち、にぎやかにくらしています。大女優のドレスからころがり落ちた高級ボタンのホワイト夫人、夏服の上で洗濯機にじゃぶじゃぶされてきた豆姉妹。たまに、碁石の石蔵さんもやってきます。ボタンたちの人生(!?)を聞いてください。

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「虫めずる姫の冒険」

芝田 勝茂/作 小松 良佳/絵(あかね書房)

古典の「堤中納言物語」の中にあるお話をもとに書かれています。虫が好きで虫の間でたくさんの虫を飼っている「虫めずる姫」とよばれるお姫様の話です。突然現れたハチの大群の謎を解くために姫の冒険が始まります。

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「無愛想(ぶあいそ)なアイドル」

杉本 りえ/作(ポプラ社)

5年生の時転校してきた祥子は変なやつだった。女の子なのに黒いボロボロのランドセルだし、服もいつも同じでよれよれ。6年になって同じクラスになったら、友達がいなくていつも一人で本を読んでいることがわかった。そして運動能力がバツグンにすごい。他の女の子とぜんぜんちがうんだ

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「キャシーのぼうし ~きぼうのものがたり~」

トルーディ・クリシャー/ぶん(評論社)

私は生まれたときからずっと、ぼうしといっしょでした。毛糸のぼうし、水泳キャップ、白いむぎわらぼうし。でも、がんになったせいで、あんなにすきだったぼうしへの気持ちも変わってしまい・・・。

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「ジジ ~きみと歩いた~」

宮下 恵茉/作(学研)

ぼくたち4人は、ナンベー(なんちゃってベースボール)をやっている川原で野良犬に出会った。友達の提案で、ぼくんちで飼うことになり、じじむさい顔だから、ジジとなづけた。4人で交代で散歩するはずだったのに、2人はすぐに来なくなり、ぼくとデキスギだけで面倒みることになった。勉強ができるデキスギは最近顔や足があざだらけだ、どうしたんだろう?

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「ほらふき男爵の冒険」

G.A.ビュルガー/編 斉藤 洋/文 はた こうしろう/絵(偕成社)

わたしの冒険が不思議で信じられないからみんはわたしのことを「ほらふき男爵」と呼ぶ。神様と出会った話など 聞いてください。

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「オー・ヘンリー ショートストーリーセレクション」
 1.「20年後」

「賢者の贈り物」などの短編の名手、オー・ヘンリーの作品集。どこかで聞いたことがある話もあるかもしれません。シリーズですべての作品がでるそうです。

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