このたび、自治体をあげて「家読(うちどく)」に取り組んでいる茨城県大子町、青森県板柳町、佐賀県伊万里市の3首長が、伊万里市に集い「第1回家読(うちどく)サミットin伊万里」を開催いたしました。
子ども時代の読書は生涯学習のスタートであり、多くの智恵を養うとともに、豊かな想像力や感性を育みます。また、子どもは、家庭内に醸成された気風を呼吸しながら成長します。したがって、子どもに必要なのは、家族の愛情と心のつながりです。
「家読(うちどく)」こそは、それを実践するための大切な方法のひとつであると考えます。また、本を読むことによって習得する言語能力と知的働きは、やがて地域のまちづくりや、国の発展にもつながるものと確信いたします。
「第1回家読(うちどく)サミットin伊万里」に参加した自治体が、さらに連携を密にし、交流を深めていくことによって、「家読(うちどく)」が全国の自治体へを広がっていくよう一層努力することを決意し、次のとおり宣言いたします。
茨城県大子町長 綿 引 久 男
青森県板柳町長 舘 岡 一 郎
佐賀県伊万里市長 塚 部 芳 和