14歳の世渡り術

雨宮 処凛/著 -- 河出書房新社 -- 2014.5 -- 490.15

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態 WEB書棚
本館 ヤング /490/ア/ 220266654 YA   利用可能 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 14歳からわかる生命倫理
書名カナ ジュウヨンサイ カラ ワカル セイメイ リンリ
シリーズ名 14歳の世渡り術   
著者 雨宮 処凛 /著  
著者カナ アマミヤ カリン
出版者 河出書房新社
出版年 2014.5
ページ数/大きさ 197p/19cm
一般件名 生命倫理
学習件名 生と死,生命,道徳,障害者,脳死,臓器移植,代理出産,安楽死,尊厳死,出産,妊娠,胎児,人工授精
NDC分類(10版/9版) 490.15/490.15
児童内容紹介 あなたの命は誰(だれ)のものですか?生きていてはいけない命なんてあるの?脳死判定、安楽死・尊厳死…。生命倫理を巡るいろいろなことについて、医学部教授、第三者から提供された精子によって生まれた人など、さまざまな立場の人の話を紹介し、「命」を巡る問題について考える。
内容紹介 安楽死・尊厳死、出生前診断、代理出産、臓器売買、デザイナーベビー…。技術の進歩で広がる「命の格差」、そして「選別」。命を巡る難問をやさしく読み解く。生命倫理を正しく理解するための法律ガイドも掲載。
著者紹介 1975年北海道生まれ。作家・活動家。「反貧困ネットワーク」副代表、『週刊金曜日』編集委員、「フリーター全般労働組合」組合員。「生きさせろ!難民化する若者たち」でJCJ賞を受賞。
ISBN 4-309-61685-8
ISBN13桁 978-4-309-61685-8

目次

序章 私たちは「命」の選択に迫られている
  ◆「自分は生まれてこないほうがよかったの?」
  ◆まるでSFのような「命」の世界
  ◆「命の格差」が広がっていく
  ◆「生きるか、死ぬか」という究極の選択
  ◆あなたがブチあたる「命」の問題
第1章 あなたの命は誰のものですか? 山梨大学医学部教授・香川知晶さんに聞く「生命倫理」
  ◆頭を抱えてしまった10の問い
  ◆「不幸な子どもの生まれない運動」
  ◆「殺される障害者の側」からの叫び
  ◆疑問が残されたままの「脳死判定」
  ◆脳死とされていたのに生き返った
  ◆脳死からの移植を求める臓器移植法
  ◆お腹を貸す「代理出産」
  ◆代理母が引き渡しを拒否した「ベビーM事件」
  ◆人身売買や売春とセットになっている?
  ◆臓器売買と貧困
  ◆長生きするな、と政府が言っている
第2章 生きていてはいけない命なんてあるの? 川口有美子さんに聞く「安楽死・尊巌死」
  ◆「安楽死」「尊厳死」に対するイメージ
  ◆運動機能が全停止するALS
  ◆「それって殺人でしょ」
  ◆1日で8~10万円の看護費
  ◆尊厳死法制化の狙い
  ◆「自然死」「平穏死」ブーム
  ◆「さっさと死ねるようにしてもらう」と言った政治家
  ◆安楽死・尊厳死と優生思想
  ◆「それでもあんたは呼吸器つけたいのか」
  ◆息子に頼まれて呼吸器の電源を切った母
  ◆頭と指先だけで会社を経営するALS患者
  ◆死のベルトコンベアに乗せてはいけない
  ◆とにかく生きちゃえ!
  ◆「生きてて楽しい?」に涙した母
  ◆死を選ぶことを強要してはいけない
第3章 産まれてくる命を選んでいいの? DPI女性障害者ネットワーク・米津知子さんに聞く「出生前診断」
  ◆新型出生前診断の衝撃
  ◆産まれる前の胎児を調べる
  ◆「新型」検査で何がわかるのか
  ◆「精度99パーセント」ってホント?
  ◆検査をしないと喜べない社会
  ◆「どうしてわかってて産んだの?」
  ◆堕胎罪と人口政策
  ◆不妊にさせられた女性たち
  ◆障害者団体と女性団体による反対運動
  ◆優生保護法を告発した女性障害者
  ◆望まない出生・生命訴訟
  ◆障害を持っている人って、充実しています
  ◆「知的障害の人は受け入れられない」
第4章 知らない誰かの精子から産まれた私 AID自助グループDOG・加藤英明さんに聞く「精子提供」
  ◆DI=非配偶者間人工授精とは
  ◆「父子関係はない」という検査結果
  ◆根本にあるところが崩れていくような浮遊感
  ◆家族間での「最大のタブー」
  ◆家族の危機的状況で知らされる
  ◆何人産まれたのか、公的な数値はない
  ◆健康な医学部生の精子
  ◆精子提供、1回3万円
  ◆提供者と子どもが一緒に旅行する国
  ◆遺伝上の父親に会いたい
  ◆あくまで育ててくれた親が親
  ◆いつ子どもに事実を伝えるべきなのか
  ◆子どもたちが立ち上がった
  ◆「妊娠したら終わり」の治療
  ◆DIがないと僕は存在しなかった
あとがき 「命」と向き合うすべての人に
  ◆「たった99ドルで、あなたの遺伝子を解析します!」
  ◆あるダウン症の赤ちゃんとその両親
  ◆「刑務所へ行くことになってもいい」
  ◆生かすのか、それとも死なせるのか
  ◆両親の決断
  ◆「この子たちがいてくれてほんとによかった」
  ◆明確な答えは何ひとつ出ていない
資料 「生命倫理」を正しく理解するための法律ガイド
  ◆堕胎罪
  ◆優生保護法
  ◆臓器移植法(臓器の移植に関する法律)
参考文献