14歳の世渡り術

成松 一郎/著 -- 河出書房新社 -- 2025.11 -- 369.27

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所蔵

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態 WEB書棚
本館 ヤング /369.27/ナ/ 220497556 YA   利用可能 iLisvirtual
ぶっくん ぶっくん /369.27/ナ/ 220497713 児童   利用可能 iLisvirtual

資料詳細

タイトル みんなでつくる「読書バリアフリー」
書名カナ ミンナ デ ツクル ドクショ バリアフリー
副書名 だれもが読める本のかたち
シリーズ名 14歳の世渡り術   
著者 成松 一郎 /著  
著者カナ ナリマツ イチロウ
出版者 河出書房新社
出版年 2025.11
ページ数 216p
大きさ 19cm
一般件名 障害者福祉 , 読書 , 図書 , 読書バリアフリー法
学習件名 バリアフリー,読書,障害者福祉,学習障害,点字,外国人,視覚障害,発達障害,聴覚障害,身体障害,電子書籍,ICT
NDC分類(10版/9版) 369.27/369.27
児童内容紹介 さまざまな理由から読書にバリア、壁を感じる人たちがいます。障害のある人や、外国にルーツのある人へのインタビューを通して、「読書バリアフリー」の必要性・重要性を学び、どんな取り組みが可能なのかを考えましょう。また、これまでの困りごとがICT技術やAI技術の活用によって解消できる可能性も紹介します。
内容紹介 さまざまな理由から読書にバリアを感じている人たちへのインタビューを通して、どんなバリアがあるのかを紹介。読書バリアフリーの必要性・重要性を学び、どんな取り組みが可能なのかを考えよう。
著者紹介 神奈川県生まれ。横浜国立大学教育学部臨時教員養成課程(言語障害教育)修了。専修大学文学部兼任講師(図書館司書課程)。いくつかの出版社で書籍編集の仕事に従事した後、読書工房を設立。
ISBN 4-309-61783-1
ISBN13桁 978-4-309-61783-1

目次

まえがき
第1章 すらすら読めなくても、自分が大切にしたい「ことば」と出会うために 読むこと・書くことに障害のある人にとっての「読書バリアフリー」 お話を聞いた人 柳家花緑さん[落語家]
  文字が消える・飛ぶ・重なる…
  タブレットで「読みやすさ」を生み出す
  読み書き障害(ディスレクシア)は学習障害の一つ
  日本人の7~8%は発達性読み書き障害
  スピルバーグ監督も読み書きに苦労していた
  読み書き障害であることを公表している著名人
  小学校2年生から落ちこぼれ
  9歳で落語デビュー
  どのように落語を覚えるのか
  15歳で祖父に入門
  ふりがなをふることを覚える
  22歳の若さで真打昇進というプレッシャー
  自分を助けてくれることばと出会うための「本」
  きっかけは視聴者からのメール
  「読み書き障害」という診断を受ける
  “ギフテッド”を生み出す教育・生み出さない教育
  花緑さんが夢見る「スーパー寺子屋」
  柳家花緑さんへのインタビューを終えて
第2章 ことばと教育のバリアで苦しむ子どもたち 外国ルーツの子どもたちにとっての「読書バリアフリー」 お話を聞いた人 サヘル・ローズさん[俳優]
  やさしい日本語って、どんなことば?
  やさしい日本語の研究はいつごろ始まったのか
  外国にルーツのある子どもたちが増えている
  外国にルーツのある子どもが直面するバリアとは
  イランで生まれ、児童養護施設での生活を経て、日本に来たサヘル・ローズさん
  自分を愛し、困難を乗りこえる力
  日本語をどのように覚えてきたか
  五感を使いながらことばを覚えていく
  外国にルーツのある子どもに立ちはだかるもう一つのバリアとは
  読書や学校図書館に救われる
  日本語独特のむずかしさ
  読めないプリントは捨てていた!?
  日本語独特の言い回しをたくさんの本から学ぶ
  サヘルさんにとっての「図書館」や「書店」という場所
  サヘルさんから見た外国にルーツのある子どもたちの現状
  「母語」をあえて放棄した時期もあった
  日本語の読書では、できるだけ「わかりやすい本」を選ぶようにしている
  サヘル・ローズさんへのインタビューを終えて
第3章 「読みやすさ」についての感じ方は人それぞれ 発達障害のある人にとっての「読書バリアフリー」 お話を聞いた人 横道 誠さん[研究者、自助グループ主宰者]
  白いノートが「まぶしい」
  インクの色と紙の色にも「バリア」を感じる人がいる
  「発達障害者支援法」という法律
  脳の成長の仕方にはデコボコがある
  40歳で「発達障害」の診断を受けた大学の先生
  子どもの頃、読書に感じていたジレンマ
  「わかりにくさ」を補うため、視覚的な要素が有効
  「できない」という逆境をはね返す
  発達障害のある人はどうやって人の心を理解しているのか
  発達障害の立場から、よく知られている物語を読んでみると…
  「ニューロダイバーシティ」という概念
  どうしたら本に興味が湧いてくる?
  横道誠さんへのインタビューを終えて
第4章 「手話」と「日本語」二つの世界で生きていく 聴覚障害のある人にとっての「読書バリアフリー」 お話を聞いた人 早瀬憲太郎さん[学習塾 経営、映像作家]
  世界中で使われている言語は約7000種類
  長い間、手話はことばとして認識されていなかった
  図書館カウンターでよく見かけるマーク
  難聴の人の「聞こえ方」はさまざま
  図書館は怖い場所?
  大人になってから手話を学習する人も
  デフリンピック選手でもある早瀬憲太郎さん
  一般の学校での体験
  「ぼくって、障害者だったの?」
  本を読むことが好きな子どもだった
  他者同士のコミュニケーションに関心をもつこと
  ことばのニュアンスを読み取るむずかしさ
  日本語の豊かさを手話で学べる塾を始める
  テレビの字幕が日本語の勉強になる
  若い世代の読者へのメッセージ
  早瀬憲太郎さんへのインタビューを終えて
第5章 大切な人や本との出会いが育む「自分らしさ」 肢体不自由の人にとっての「読書バリアフリー」 お話を聞いた人 佐野夢果さん[大学生]
  「ユニバーサルデザイン」生みの親
  ユニバーサルデザインの7原則
  書店や図書館でのバリア
  読書のプライバシーが守られることも読書バリアフリーの一つ
  学校の外で感じた違和感
  読むことだけでなく、話をつくることも好き
  入れそうな書店にはとりあえず入ってみる
  鈍器で頭を殴られたみたいな衝撃
  本を読むことは「武器」、書くことは「鎧」
  大学進学を機にひとり暮らしに挑戦
  大学に義務づけられた「合理的配慮」の提供
  佐野さんが大学に求めた「合理的配慮」
  自然な関係が「自分らしさ」につながる
  佐野夢果さんへのインタビューを終えて
第6章 目に頼らなくても「読書」はできる! 視覚に障害のある人にとっての「読書バリアフリー」 お話を聞いた人 杉田 淳さん[NHK記者]
  200年前、視覚障害者が読み書きするために考案された文字=「点字」
  日本における点字図書館の始まり
  点字が読み書きできる人は少数派
  耳で読む読書
  原稿を目で読むことができないニュースキャスター
  政治部を離れる決断
  選挙プロジェクトへの異動
  スマホやパソコンなどのICTが目のかわりに
  「みんなの選挙」プロジェクトがスタート
  選挙にバリアを感じているのは、視覚に障害のある人だけではない
  杉田さんが感じた読書の味わいの変化
  杉田淳さんへのインタビューを終えて
第7章 目のかわり、指のかわりを務める技術 ICTは読書バリアフリーの強い味方
  目の前の情景を説明しているのは…?
  スマホがもともともっている「バリア」
  iPhoneの画面読み上げソフト「VoiceOver」
  AIを活用した「目のかわりをする」アプリ=Seeing AI
  テレビドラマの主人公が使っているメガネの秘密
  ICTを活用した視覚を使わない読書術
  自分にとっての「読みやすさ」を見つける
  手指のかわりに声を使う
  読書は、自分だけの大切な時間をつくってくれる
  いくつかの読書スタイルを使い分ける
あとがき
COLUMN
  バリアフリー図書(1) 点字つきさわる絵本
  バリアフリー図書(2) 音訳図書とオーディオブック
  バリアフリー図書(3) 大きな文字の本
  バリアフリー図書(4) 布の絵本
  バリアフリー図書(5) わかりやすい本(LLブック)
  バリアフリー図書(6) マルチメディアDAISY図書とアクセシブルな電子書籍