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集英社文庫 せ4-8

関口 尚/著 -- 集英社 -- 2025.4 -- 913.6

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所蔵

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態 WEB書棚
本館 文庫新書 /913.6/セ/ 211259486 一般   貸出中 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 芭蕉はがまんできない
書名カナ バショウ ワ ガマン デキナイ
副書名 おくのほそ道随行記
シリーズ名 集英社文庫   せ4-8
著者 関口 尚 /著  
著者カナ セキグチ ヒサシ
出版者 集英社
出版年 2025.4
ページ数 431p
大きさ 16cm
一般件名 松尾芭蕉-小説 , 河合曽良-小説
個人件名 松尾 芭蕉
NDC分類(10版/9版) 913.6/913.6
内容紹介 芭蕉の奥州への旅に同行する曾良は、師の抱える矛盾に翻弄されながらも、名句誕生の瞬間に立ち会える感動も味わい…。紀行文の最高峰に込められた奥深さを体感できる、画期的な歴史小説。『青春と読書』連載を加筆し文庫化。
ISBN 4-08-744765-1
ISBN13桁 978-4-08-744765-1
図書館員おすすめコメント 松尾芭蕉の『おくのほそ道』を従者、曾良の視点から描いた青春小説です。旅を出発した当時の芭蕉と曾良は40代。壮年期二人の道中なのですが、それでもこの物語を青春小説としておすすめしたいのは、天衣無縫、荒唐無稽な師匠に振り回されながらも、師の圧倒的な俳句の才能を目の当りにし、どうして自分にはこの句の才能がないのだろうと苦悶しながら随行する曾良の姿が愛おしく、青春期特有のジタバタを感じてしまうからです。道中を経て曾良が自問自答する「今回、俳諧まみれというより、俳諧しかない旅を通してわかったことがある。わたしは俳諧から愛されていない。だが…」のあとに続く言葉。ぜひ手に取ってお読みください。【図書館員おすすめの本786号】