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清水 朔/著 -- 光文社 -- 2024.10 -- 913.6

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態 WEB書棚
ぶっくん ぶっくん /913.6/シ/ 112086939 一般   利用可能 iLisvirtual

資料詳細

タイトル いくさじまた
書名カナ イクサジマタ
副書名 臼杵戦役後始末
著者 清水 朔 /著  
著者カナ シミズ ハジメ
出版者 光文社
出版年 2024.10
ページ数 245p
大きさ 19cm
NDC分類(10版/9版) 913.6/913.6
内容紹介 明治10年、西南戦争が勃発。その戦火は広がり、大分・臼杵にも迫ろうとしていた。臼杵の士族たちは官軍に付くことを決め、勤皇臼杵隊を編成する。予備隊に配属となった赤嶺煕にとって、これが初めての戦だった…。
著者紹介 唐津市生まれ。著書に「奇譚蒐集録」「神遊び」など。
ISBN 4-334-10454-2
ISBN13桁 978-4-334-10454-2
図書館員おすすめコメント 明治十年。西南戦争が始まった大分県臼杵(うすき)を舞台に勤皇臼杵隊予備隊に配属された少年兵、赤嶺煕(ひろむ)の目を通した臼杵戦を描きます。大切な人たちが問答無用に失われていく戦の凄惨さ。敵、味方とは何なのか。と戦争中に芽生えていく煕の葛藤。戦場に紛れて行われる不可解な殺人。ミステリの要素もあいまって、誰が信用できる人物なのかわからないまま、物語はノンストップで進んでいきます。少年であるはずだった少年兵が戦場という場所でなにを見つめ、感じるのか。タイトルの「いくさじまた」は「戦始末」。この戦の始末を煕はどうやってつけるのか。ぜひ見届けてください。【図書館員おすすめの本774号】