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1 件中、 1 件目
体育がきらい
貸出可
ちくまプリマー新書 437
坂本 拓弥/著 -- 筑摩書房 -- 2023.10 -- 780
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WEB書棚
本館
ヤング
/780/サ/
220447080
YA
利用可能
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資料詳細
タイトル
体育がきらい
書名カナ
タイイク ガ キライ
シリーズ名
ちくまプリマー新書
437
著者
坂本 拓弥
/著
著者カナ
サカモト タクヤ
出版者
筑摩書房
出版年
2023.10
ページ数
218p
大きさ
18cm
一般件名
体育
学習件名
体育
NDC分類(10版/9版)
780/780
児童内容紹介
走っているところや失敗した姿を見られると恥ずかしい。「体育なんかきらいだ!」という児童生徒が増えている。なぜ、体育ぎらいは生まれてしまうのか?体育ぎらいの原因や背景を体育の授業や先生、運動部活動、スポーツ、運動といった観点から考え、「体育」のもつ本当の意味や私たちの「からだ」の豊かな可能性を示す。
内容紹介
ボールが怖い、失敗すると恥ずかしいなどの理由できらわれがちな体育だが、強さや速さよりも重要なことがある。「体育の授業がきらい」「スポーツがきらい」など「きらい」の理由を哲学で解きほぐしながら、体育の本質に迫る。
著者紹介
東京都生まれ。博士(教育学)。筑波大学体育系助教。専門は体育・スポーツ哲学。特に身体論と欲望論。
ISBN
4-480-68461-5
ISBN13桁
978-4-480-68461-5
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目次
はじめに
「体育ぎらい」への変なメッセージ?/これまでの体育ぎらい本との違い/「嫌い」と「好き」のあいだ
第一章 「体育ぎらい」のリアル
嫌いな教科第三位/「体育ぎらい」は昔から/二五〇〇年前のことを学ぶ意味/「体育ぎらい」をリアルに考える/なぜ「体育ぎらい」は目立つのか/「体育ぎらい」の原体験/からだの「かけがえのなさ」と「かえられなさ」/身体観=からだをどのように見ているか/健康診断と筋トレの身体観/スポーツジムやフィットネスクラブの人気/体育の敗北?/花火と踊るちびっ子/「体育ぎらい」と「運動ぎらい」/なぜ体育が嫌いになってしまうのか
第二章 体育の授業がきらい「規律と恥ずかしさ」
体育授業のイメージは「失礼シマース」?/「体育座り」のイロイロ/規律としての体育座り/整列、行進、身だしなみ/「跳び箱を跳ばなきゃダメ?」という難問/歴史をたどれば「体育=体操」だった/「なんで踊らないといけないの?」という難問/いわゆる「公開処刑」について/恥ずかしさの誕生/恥ずかしさと社会性/からだの記憶/本当は先生も恥ずかしい/恥ずかしさと他者/他者を感じるための運動
第三章 体育の先生がきらい「怖くても、ユルくても」
「先生が嫌い」と「教科が嫌い」/先生の「イメージ=像」/よく見られる残念なイメージ/怖そう-体育の先生と暴力/偉そう-生徒指導という役割/命令口調がイヤ/体育の先生は軍人的?/体育の先生はスポーツのコーチっぽい?/「君が論じている体育の先生は、男だけだよね」の衝撃と反省/ユルい体育の先生の姿/ユルい先生が「体育ぎらい」を生む?/先生の空回り、もしくは不幸なすれ違い/そもそも体育を好きにさせる必要はある?/「体育教師らしさ」の問題
第四章 運動部がきらい「体育教師らしさの故郷」
体育の先生と運動部活動/「体育教師らしさ」と運動部の関係/体育の先生は部活が好き/「部活=運動部」というイメージの強さ/帰宅部ってなんやねん!/運動部に所属しているか否か、それが問題だ?/「運動部が嫌い」を分けてみる/運動部じゃないけど運動部が嫌い/運動部活動と暴力の問題/生徒をコントロールしているという錯覚/「専門バカ」の「体育ぎらい」/体育の授業はレベルの低い運動部なのか/運動部活動と体育の授業は関係ない/運動部の価値は、やってもやらなくてもよいこと/部活をやめて体育の先生になる/運動部活動と体育授業の共通点
第五章 スポーツがきらい「残酷で、すばらしい文化」
スポーツは気晴らしである?/スポーツ、この残酷なるもの/「Bちゃんがチームにいたら勝てない」/競争しなきゃダメなのか/プロ選手から考える/ドッヂボールは野蛮?/ゲームの内と外/スポーツで何が育つのか/スポーツは人を育てる…とは限らない/スポーツは一つの文化(でしかない)/体育はスポーツなのか/オリンピックってみんなに必要?/スポーツの「非社会的な魅力」/そもそも体育とスポーツは関係ない/生涯スポーツと言われても…/でもやっぱりやらなきゃ始まらない
第六章 そもそも運動がきらい「だからこそ、からだに還る」
「外で遊びなさい」=「運動しなさい」/健康やダイエットのための運動?/ちょっと待った、そもそも「運動」とは/「運動=スポーツ」という幻想/「歩く」は難しくてスゴイこと/文字を書きボールを投げる、運動の豊かさ/できるようになる=身体技法の獲得/一つの身体技法としてのスポーツ/階段かエレベーターか、からだが選んでいる/からだが変わると世界が変わる/運動って面白いはず/「からだが私」という考え方/からだが変わるとは私が変わること/変わることは怖いこと?/力を入れるだけでなく抜くことも大事/体育で「寝方」を学ぶ?!/強くでも速くでもなく「賢く」/この「からだ」で動きながら生きていく
おわりに
走れない彼と一緒に、ひたすら歩いた授業/「からだ」は嫌いにならないで!/さいごに
注
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