14歳の世渡り術

宇野 常寛/著 -- 河出書房新社 -- 2023.4 -- 790

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態 WEB書棚
本館 ヤング /790/ウ/ 220437693 YA   利用可能 iLisvirtual

資料詳細

タイトル ひとりあそびの教科書
書名カナ ヒトリアソビ ノ キョウカショ
シリーズ名 14歳の世渡り術   
著者 宇野 常寛 /著  
著者カナ ウノ ツネヒロ
出版者 河出書房新社
出版年 2023.4
ページ数 221p
大きさ 19cm
一般件名 趣味
学習件名 物の見方・考え方,生き方・考え方,遊び
NDC分類(10版/9版) 790/790
児童内容紹介 街を走る、生き物たちに触れる、行きたかった場所に行ってみる、「役に立たない」ものを集める…。評論家の著者が、これまで実践してきたさまざまな「ひとりあそび」の方法を紹介。「みんな」ですることじゃ「ない」楽しいことが、この世界にはたくさんあることを伝えます。
内容紹介 ランニング、虫採り、旅、ゲーム…。「ひとり」で「あそぶ」からこそ見えてくるもの、触れられるものは、たくさんある-。人気評論家が中学生に向け、あそびに夢中になれば、自分の世界はずっと深く楽しくなることを伝える。
著者紹介 評論家。批評誌『PLANETS』『モノノメ』編集長。著書に「水曜日は働かない」「遅いインターネット」など。
ISBN 4-309-61750-3
ISBN13桁 978-4-309-61750-3

目次

序章 「ひとりあそび」のすすめ
  これは「ひとり」であそぶための本だ
  世界には二通りの人間がいる
  世界の仕組みの変化
  「あそび」で世界の見方を変える
  「世間」という言葉に騙されない
  大人は「あそび」かたを忘れている
  大人の「あそび」とは「飲み会」のこと
  大人の「あそび」は「あそび」じゃない
  「僕」自身のこと
  はじめに、ひとつだけ約束を
  [ひとりあそびの4つのルール]
第1章 街に走りに出てみよう
  「走る」ことだけで「あそび」になる
  「体育」嫌いだった僕が「走る」ようになった理由
  「競技スポーツ」から「ライフスタイルスポーツ」へ
  「目的」をもたずに走ることは楽しい
  「走る」と「自由」を感じられる
  「走る」と街の見えかたが変わる
  走ることで「土地」を味わう
  旅先で「走る」こと
  走り始めるときのコツ
  走る時間は朝がオススメ
第2章 生き物たちに触れてみよう
  都会のカブトムシを探して
  犬や猫よりも「虫」が好きな理由
  大人になってカブトムシに再会
  「みんな」の夜から「ひとり」の朝へ
  ひとりで森に行くと、見えてくる
  実は身近にある自然
  都会で虫を探すコツ
  虫がいなくても、森が楽しくなってくる
  採って飼うよりも動画を撮る
第3章 ひとりで「旅」に出てみよう
  小さな「ひとり旅」から始めよう
  「隣の街」に出かけてみよう
  「近くて遠い場所」に出かけよう
  旅先では「いつものように」過ごす
  違う場所に行くと、違う考えが浮かんでくる
  行きたかった場所に行ってみる
  いつものようにまた走る
  毎年同じ場所に行ってみる
第4章 「もの」をたくさん集めてみよう
  「STAY HOME」が平気だった理由
  「役に立たない」ものを集める
  僕と仮面ライダーの出会い
  目覚めろ、その魂
  200円で買えるアート
  造形師たちの「解釈」とその競演
  世界でひとつだけのフィギュア
  第3土曜日はトミカの日
  毎月買うものがあると、人生の楽しみが増える
  ブロックの「本物らしさ」
  レゴブロックの「微分と積分」
  ひとりで模型に向き合う時間
  「シュライヒ」でつくる僕の農場
  夢の農場・「宇野ファーム」物語
第5章 ゲーム「で」しっかりあそんでみよう
  読んだり観たりしてみよう
  ゲームで「あそぶ」ときのコツ
  ゲームをやりつくすと「攻略」しなくなる
  ゲームにあそばれず、ゲームであそぶ
  「縛りプレイ」のすすめ
  「縛る」から「つくる」ことへ
  読書とは「ゲームをつくる」こと
  読書は「補助輪を外したゲーム」
  「補助輪」を外して探してみよう
終章 もう一度、ひとりあそびのすすめ
  「他人の物語」から「自分の物語」へ
  「共感」するのをやめてみよう
  「発信」することで人間はつまらなくなってきた
  あたらしい世の中の罠
  改めて、「ひとりあそび」のすすめ
  それでも「発信」してみよう