高橋 弘希/著 -- 文藝春秋 -- 2022.8 -- 913.6
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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態
本館 一般 /913.6/タ/ 211129093 一般   利用可能

資料詳細

タイトル 音楽が鳴りやんだら
書名カナ オンガク ガ ナリヤンダラ
著者 高橋 弘希 /著  
著者カナ タカハシ ヒロキ
出版者 文藝春秋
出版年 2022.8
ページ数 388p
大きさ 20cm
価格 ¥1900
NDC分類(10版/9版) 913.6/913.6
内容紹介 天賦の作詞作曲の才に恵まれた福田葵。バンドのデビューのために幼馴染を外すことを選ぶ。その瞬間から音楽の神は葵にますます愛を注ぎ、あるいは天罰を下す。『文學界』連載に全面的な訂正をほどこして単行本化。
著者紹介 「指の骨」で新潮新人賞、「日曜日の人々」で野間文芸新人賞、「送り火」で芥川賞受賞。
ISBN 4-16-391581-4
ISBN13桁 978-4-16-391581-4
図書館員おすすめコメント 作曲の才能に恵まれた葵は幼馴染と結成したバンドでメジャーデビューできることに。が、条件として提示されたのは演奏技術が足りないメンバーを切り捨てることでした。幼馴染との友情と、理想の音楽を鳴らしたいという自身の願望の狭間で悩みながらも、ロックスターの道を駆け上っていく葵。それは同時に、得るものと同じだけ何かを失う茨の道でもありました。葵にとっては音楽でしたが、人は自分が追い求めるもののために、果たしてどこまで人を、地位を、尊厳を捨て去ることができるのだろうか。音楽の完成形を追い求めつづける葵の姿は、憧れる反面恐ろしくもあります。「音楽が鳴りやんだら」葵の心に平穏が訪れるのを願わずにはいられません。【図書館員おすすめの本730号】
地元紙掲載紙 佐賀新聞
地元紙掲載日 2022/09/18