山崎 聡一郎/著 -- 朝日新聞出版 -- 2021.8 -- 159.5

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態 WEB書棚
本館 ヤング /159/ヤ/ 220401111 YA   利用可能 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 10代の君に伝えたい学校で悩むぼくが見つけた未来を切りひらく思考
書名カナ ジュウダイ ノ キミ ニ ツタエタイ ガッコウ デ ナヤム ボク ガ ミツケタ ミライ オ キリヒラク シコウ
著者 山崎 聡一郎 /著  
著者カナ ヤマサキ ソウイチロウ
出版者 朝日新聞出版
出版年 2021.8
ページ数 206p
大きさ 19cm
一般件名 人生訓(児童)
学習件名 物の見方・考え方,生き方・考え方
NDC分類(10版/9版) 159.5/159.5
児童内容紹介 学校に行くのが苦しくて仕方がない。本当の友だちなんていない。やりたいことなんて特にない…。出口の見えない暗闇(くらやみ)の中で、つらく苦しい思いをしている10代の若者にむけて、これから自分の力で未来を切りひらいていくための方法や、困難の中でも夢をつかむヒントを伝える。
内容紹介 勉強、友だち関係、いじめ、不登校…。「こども六法」の著者が、つらく苦しい思いをしている10代の若者にむけて、さまざまな困難を胸に抱えながら、将来に向かって歩みを進める方法を伝える。
著者紹介 1993年東京都生まれ。一橋大学大学院社会学研究科修士課程修了。教育研究者。写真家。声楽家。合同会社Art&Arts代表社員社長。慶應義塾大学SFC研究所所員。
ISBN 4-02-251785-2
ISBN13桁 978-4-02-251785-2

目次

まえがき
  『こども六法』の著者として/自信もなく空気も読めなかった/人生に絶望していたぼくが、思い通りの人生を歩めるようになるまで
序章 ぼくがいじめにあった日のこと
いじめが始まった日のこと
  あなたにはたくさんの選択肢がある/いじめられていた友人をかばったら/平和をなくした学校生活/誰も助けてくれなかった/人生の意味を考えた日々
突破口を見つける
  勉強してえらくなってやる/いじめられた側が努力するのはおかしい
『こども六法』が生まれた瞬間
  法律は役立たず?/ぼくが受けたいじめは全部犯罪だった/小学生にこそ法教育は必要/自分で自分の身を守る本をつくろう/挫折だらけだからこそできたこと
第1章 学校から逃げたいあなたへ
いじめはどこから?
  あなたが「いやだ」と思ったらそれはいじめ/悪いのは100%いじめる側/告発はたくさんの人を救う/そんな学校なら行かなくていい
大人をどんどん利用しよう
  「自分は悪くない」と信じる/人に頼るほうが人生はうまくいく/信頼できる大人って?/こんな大人には要注意/なぜ大人は気づいてくれない?
誰にも否定されない居場所を持つ
  「日常を忘れる時間」がぼくを救った/自分らしく生きるために
「学校に行かない」という選択
  なんとなく学校がツラいあなたへ/学校に行っておくと無難な理由/「学校に行かない時間」で何をする?/「ツラい」と感じたら2、3日だけ休んでみる/自分のペースで動きだそう
学校に行く一番の意味
  学びの選択肢が増えてきた/「思い通りにならない苦労」をたくさんしよう/多様性ってなんだろう?/インターネットの人間関係で気をつけたいこと/賛成してくれる人だけの世界は怖い
勉強をする意味って?
  小学校と中学校の勉強の違い/論理的思考とは、人生の問題を解決する力のこと/数学をサボると、だまされやすい人になる
第2章 空気なんて読まなくていい
「空気を読む」ってなんだ?
  ぼくはずっと空気が読めなかった/「察しろ」は自分勝手な押しつけ/「意図」が読めれば生きていける/文字でのコミュニケーションはむずかしい/意図を読む力は読書で鍛えられる
顔色をうかがうのに疲れたあなたへ
  「特別な人」も「ふつうの人」も存在しない/顔色が読めるのも立派な才能/言葉で伝えることをサボらない
友だちの言動に傷ついたら
  傷つきやすいのは悪いことじゃない/「事実を受けとめる」ことは前に進む手がかり/イヤな気持ちを強制的に頭から追い出す方法/陰口は仕方のないこと?/告げ口をする人には要注意/関係を壊さない不満の伝え方
“仲よしごっこ”よりも大切なこと
  仲間外れが出るサイン/なぜグループで仲間外れが起きる?/誰とどうすごすかは自分で決める/息苦しい集団行動の意味/「みんなで仲よく」は大人が押しつける勝手な幻想/「仲よくする力」より「共同作業ができる力」
第3章 本当の友だちってなんだろう
本当の友だちはどこにいる?
  友情はグラデーション/永遠の友だちなんてない/友だちは損得勘定で選んでもいい
「お互いさま」の精神を持とう
  誠実さとはなんだろう/ちょっとした言葉が誰かを救っている/差し出された手を素直につかむ勇気/「誰かの苦しみ」に目を向ける/世の中にある問題は、すべて他人事じゃない/「べき」に縛られそうになったら「本当に?」と疑ってみる
人とかかわるのが怖いあなたへ
  最初の一歩は自分から踏み出す/信頼関係は少しずつ積み上げるもの/いじめの自覚がない加害者たち/「傷ついた自分」を遠く、小さくする
誰かを傷つけてしまったら
  ぼくがいじめ加害者になった日/「これくらい、いじめではないだろう」という思いこみ/いじめ被害者が加害者になってしまう理由/自分がいじめ加害者になってしまったら/心から「謝りたい」と思ったら
誰とも比べない自分のつくり方
  「あの人みたいになりたい」と思ったら/自分だけのゴールがあれば、友だちと比べなくなる/嫉妬してしまう相手のふるまいを観察する/今日よりも明日の自分が理想の自分
第4章 やりたいことを見つける
自分だけのかっこよさを見つける
  変わるかどうかを決めるのは自分/自分だけの「かっこいい」があれば、周りが気にならなくなる/大人になると「かっこ悪いところ」なんて誰も見ていない
人生は自分の思い通りにできる
  “自己中”のススメ/目標を宣言すると人が集まってくる/目標を掲げたら、少しだけ背伸びしてみる/夢を語るなら、職業ではなく「やりたいこと」を/期待にこたえようとすると、「やりたいこと」を見失う
やりたいことが見つからないときは
  モノやサービスを提供する側の気持ちになってみる/「思い通りにならない」と感じたら、まずは「思い」を固めてみる/才能の壁は、強い「好き」があれば越えられる/自分が納得できる選択をする
本当の自信を身につけるには
  「居場所」が勇気の源になる/自信はすべての基礎になる/小さい目標をコツコツ達成する/「やるべきこと」を見極めるには/目標はどんどん更新しよう/時間を「圧縮」して、効率よく目標を達成する
最終章 ツラいときは太陽が動くのを待とう
生きる意味を考えるあなたへ
  何もしたくないときは、何もしなくていい/今はたまたま日陰にいるだけ/人の役に立つことでしか、人は幸せになれない/あなたは呼吸しているだけで価値がある
いつか必ず答えは見つかる
  傷はやがて自分の一部になる/命を燃やす力が生まれるとき/日々をだましだまし生きていく
あとがき