ジャン=クロード・グランベール/著 -- ポプラ社 -- 2020.10 -- 953.7

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所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態 WEB書棚
本館 一般 /953.7/グ/ 211041801 一般   利用可能 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 神さまの貨物
書名カナ カミサマ ノ カモツ
著者 ジャン=クロード・グランベール /著, 河野 万里子 /訳  
著者カナ グランベール ジャン・クロード , コウノ マリコ
出版者 ポプラ社
出版年 2020.10
ページ数 157p
大きさ 19cm
NDC分類(10版/9版) 953.7/953.7
内容紹介 大きな暗い森に貧しい木こりの夫婦が住んでいた。ある日、森を走りぬける貨物列車の小窓が開き、雪のうえに赤ちゃんが投げられた。明日の見えない世界で、大人たちは託された命を守ろうとし…。人間への信頼を呼び覚ます物語。
著者紹介 1939年パリ生まれ。劇作家、児童文学作家。モリエール賞、パリ市グランプリ、アカデミー・フランセーズ演劇部門賞、セザール賞最優秀脚本賞などを受賞。
ISBN 4-591-16663-5
ISBN13桁 978-4-591-16663-5
図書館員おすすめコメント 大きな森に住んでいた貧しい木こりの夫婦。「こどもを授けてくださいと」祈り続けるおかみさんのもとに、通り過ぎる貨物列車の小窓から赤ちゃんがほうりなげられます。喜んで小さないのちを守りぬこうと誓うおかみさんでしたが…。一見幸せそうな童話に見えますが、この物語の舞台は第二次世界大戦中。どうして木こりの夫婦は飢えに苦しみながら木を伐り続けるのか。貨物列車にぎゅうぎゅうに詰め込まれた人たち、そのなかでどうして赤ちゃんは窓から放り投げられたのか。この意味がわかったときこの物語が持つ深みと悲しみ。そしてその中でも輝き続けるいのちの美しさに気づかされます。【図書館員おすすめの本688号】
地元紙掲載紙 西日本新聞
地元紙掲載日 2020/12/19