村井 理子/著 -- CCCメディアハウス -- 2020.4 -- 916

所蔵

所蔵は 1 件です。現在の予約件数は 0 件です。

所蔵館 所蔵場所 請求記号 資料コード 資料区分 帯出区分 状態 WEB書棚
本館 一般 /916/ム/ 211063896 一般   利用可能 iLisvirtual

資料詳細

タイトル 兄の終い
書名カナ アニ ノ シマイ
著者 村井 理子 /著  
著者カナ ムライ リコ
出版者 CCCメディアハウス
出版年 2020.4
ページ数 169p
大きさ 19cm
一般件名 家族関係 , 兄弟 , 生と死
NDC分類(10版/9版) 916/916
内容紹介 警察署からの電話で兄の死を知った。周りに迷惑ばかりかける人だった。体を壊し、職を失い、貧困から這いあがることなく死んだ兄を弔うために、元妻、息子、妹である私が集まり…。怒り、泣き、ちょっと笑った5日間の実話。
著者紹介 1970年静岡県生まれ。翻訳家、エッセイスト。著書に「犬ニモマケズ」「犬がいるから」「村井さんちのぎゅうぎゅう焼き」など。
ISBN 4-484-20208-2
ISBN13桁 978-4-484-20208-2
図書館員おすすめコメント 兄の死の知らせを受けた著者には悲しみの気持ちはありませんでした。乱暴で人の気持ちが理解できない身勝手な兄とは、30年前に大ゲンカしてから連絡を断ち、金を無心する電話も無視していました。それでも身内として遺体を引き取り、アパートの片付けをしなければならず、何よりもひとり残された甥が心配で新幹線に乗り込みました。甥の話やアパートの様子から闘病しながらも必死に生きてきた兄の様子がわかり、自分が何も知らなかったことに気づきます。そして子ども時代は兄を慕っていたことも思い出します。エッセイストの著者が実兄の死という深刻な現実と、それに直面した自身の怒り、笑い、悲しみと気持ちの変化を記した一冊です。【図書館員おすすめの本700号】
地元紙掲載紙 佐賀新聞
地元紙掲載日 2020/06/07